盗聴器の種類

盗聴器の種類

盗聴器の種類

技術の発展により進歩してきた盗聴器。近年では性能も形状も多種多様です。

コンセントから電源を取るタイプであれば、故障したり物理的に破壊されたりしない限り、半永久的に電波を流し続けます。よくある形状としてはマッチ箱のような小さな箱タイプ、タバコやボールペンを模したタイプ、洋服のボタンを模したタイプ、ネジ型のタイプなどが挙げられます。

さらに延長コードや三つ叉コンセント内にあらかじめ仕込まれたタイプや、近年ではパソコンのマウス内に仕込まれたものなどがあります。厄介なのは、これらの品は一見しただけでは決して盗聴器には見えないことです。これら盗聴器の種類を、大きく5つに分けて以下にご紹介します。

マッチ箱タイプ(典型的な盗聴器)

マッチ箱

もっとも“盗聴器らしい”小さな箱形のタイプです。素人目に見ても「何だか怪しい」と思ってしまうくらいですから、設置する際には人の目に付きにくい場所が選ばれます。

ぬいぐるみなど、何らかの別なものに埋め込まれることが多いようです。電源はバッテリー式であることがほとんどで、電源がなくなればそこで電波の発信はストップします。

日用品を模したタイプ

日用品

小型・精密化した盗聴器は、内部に空間のあるものであれば何にでも仕込むことが可能です。ボールペンや電卓、オーディオ製品やテレビなど…ほとんどのものに内蔵することが可能となっています。

近年ではパソコン用品の内部に盗聴器を仕込んだものが多く出回っています。USBコネクタから電源を取ることができるため、バッテリー切れがありません。むろん電化製品に仕込まれたタイプも同様です。

電話回線に仕込むタイプ

電話回線

電話回線、もしくは電話本体に仕込むことで、電話の内容を盗聴します。

コードレスタイプの電話の電波傍受についてはよく知られていますが、回線に仕込むタイプは、コードレス以外の電話であっても会話の内容を傍受されてしまうのです。電源は電話回線より供給されるため、半永久的に盗聴電波を発信し続けます。

デジタル転送の盗聴器

デジタル転送

近年主流となっている盗聴方式です。

盗聴電波をデジタル転送するため、盗聴電波が発見されにくく、万一素人が電波を傍受したとしても、ノイズにしか聞こえません。デジタル携帯電話を応用したものや、無線LANを使用した盗聴器も存在します。

電波を使用しない盗聴器

コンクリートマイクなど、盗聴対象者のいる部屋の壁面にマイクをあて、音声を拾うタイプの盗聴器です。他にも市販の小型ボイスレコーダーを盗聴対象者の部屋や自動車内に置いておき、後日回収するという手段もあります。

このタイプの盗聴器は電波を発信しないため、盗聴発見業者のスキャンにも引っ掛からないこともあります。